子規のいる街シンポジウム
子規のいる街シンポジウム(報告)
平成25年9月15日(日)13:00 会場は満員のお客様にお集まりいただきました。 まず第一部は、子規記念博物館 竹田館長より「俳句で見る子規の世界『われは』」と題し、子規の人間像を、子規の俳句を中心にお話していただきました。 |
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次に第二部は、ゲストをまじえた座談会です。 新井満さんと天野祐吉さんを中心に竹田館長と野志市長も加わり、正岡子規の俳句をよみながら、子規の中に生きていた松山について、そして、子規の俳句からどんな歌が生まれるかを、大いに語り合っていただきました。 |
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日本文学や古典にメロディをつけられた新井さん、その難しさ・ご苦労、過去の取り組みについてお話いただいた後、天野さん、竹田館長、市長、客席の願いかなって、歌ってくださいました。 『啄木・組曲ふるさとの山に向かいて』 (2007年)石川啄木の短歌を歌曲化 『万葉恋歌 君待つと』 (2009年)万葉集を歌曲化、小林幸子に楽曲提供 |
最後に、「この街で」を会場のみなさんと合唱して、閉会です。
ご来場の皆様のお土産に、柿を好んだ子規さんにちなんだお菓子を、柳櫻堂様よりご提供いただきました。
何となく、天国から子規さんが笑って手を振っている、そんな感覚が残る一日でした。